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社会保険料について
今回は社会保険料について、お話をいたします。
皆さんは、社会保険料が変わるのはどのようなタイミングかご存じですか?
社会保険料は各保険料率が変わる時と、等級変更で変わる時があります。
健康保険料・介護保険料の料率変更
3月(3月分保険料、4月納付分)は、健康保険料・介護保険料の料率変更の時期です。
ちなみに、厚生年金保険料率は、9月(9月分保険料、10月納付分)が変更時期でしたが、平成29年9月に引き上げが終了し、18.3%で固定になります。
平成30年3月分からの保険料率は、当法人の所在地である協会けんぽ(全国健康保険協会)兵庫支部を例にいたしますと、
健康保険料は、10.10% となり、前年より【0.04%】(H29 10.06%)UPされます。
介護保険料は、1.57% 前年と比べ【0.08%】(H29 1.65%)のDOWNされました。
※介護保険料とは40歳から64歳までの方が、納める保険料の事で、保険料率は、全国一律です。
(※同協会でも都道府県ごと・加入されている保険協会や保険組合に応じて保険料率が異なります。詳しくは、加入されている保険協会や保険組合のホームページにてご確認をお願い致します。)
健康保険料は、都道府県ごとに保険料率が違う理由は、ご存知でしょうか?
答えは、都道府県ごとに必要な医療費が異なるからです。
疾病予防になどの取組により、医療費が下がれば保険料率が下がることもあります。
では、保険料は何に使われているのでしょうか?
答えは、加入者の医療費や傷病手当などの給付金等が約6割、高齢者の医療費を支えるための拠出金等、いわゆる仕送り金が約4割です。
増え続けている保険料負担ですが、社会保険の仕組みを少しでも知ることで私達にできることが少しでもあるのではないでしょうか?
次回は、等級変更で変わる時のお話をします。
ご興味のある方は、また覗きにきてください。